(株)実験癌化学療法研究所

会社の特色

1)腫瘍の特徴

  1. 大型ビニールアイソレーター内 癌患者の手術材料から無菌的にヌードマウスに移植樹立された癌株50株(胃癌12株、大腸癌7株、乳癌6株、膵臓癌3株、肺癌5株、食道癌2株、肝癌2株、胆管癌1株、腎癌3株、尿管癌1株、卵巣癌2株、子宮癌1株、膀胱癌2株、睾丸腫瘍1株、悪性黒色腫2株)を大型ビニールアイソレーター内でin vivoで(大型ビニールアイソレーター内で自家生産したヌードマウスからヌードマウスへ)継代維持している。 (1976年開始より順次30年に亘っている。現在300代以上のものが9株)
    ⇒継代維持中の腫瘍(英文)はこちら
    大型ビニールアイソレーター
  2. 各腫瘍固有の生物学的特性が明らかにされている。
    in vivoで継代されているので、継代を重ねてもその病理組織形態だけでなく様々な点で原腫瘍(患者の腫瘍)の特徴が維持されている。うち40株については遺伝子解析も行われている。
  3. 各々の腫瘍に対する各種抗癌剤(既存薬)の感受性スペクトルが明らかにされている。
    同一臓器であっても腫瘍ごとに薬剤の感受性は異なり、その固有性は継代を重ねても維持されている。
  4. 癌患者とその同一の癌を移植したヌードマウスでの、同一抗癌剤に対する抗癌効果の高い一致性が明らかにされており、これらのパネルを用いた検索方法は臨床効果の予見性の点で大変優れている。

2)試験方法の特徴

  1. ビニールアイソレーター・クリーンベンチ方式
    ビニールアイソレーター・クリーンベンチ方式動物は、腫瘍移植時および薬剤投与時にスリーブを通じてクリーンベンチ(クラス100)に移す以外は、終始ビニールアイソレーター内のSPF条件下で飼育する。
    アイソレーター室の温度は23±2℃、湿度は50±10%。
    その結果、感染を起こすことなく、中長期の実験が可能となる。また、薬剤の投与方法や投与スケジュールは、連続経口投与や間歇静脈内投与等、臨床に即して行う。
  2. (1) 抗腫瘍効果を平均腫瘍重量による腫瘍増殖抑制率(IR)で求め、統計学的有意水準はStudent's t検定(両側)で求める。
    (2)大星・下里分類による病理組織学的検討を加えることにより、腫瘍サイズのみならず、腫瘍内の細胞学的変化も考慮しcytostaticな薬剤の評価も可能にする。
    (3)実験期間中の体重変化や一般症状の観察や必要に応じて血液検査等を行うことにより、薬剤の効果のみならず臨床で起こり得る副作用の予測をする。

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